今一番勢いのある海外FXブローカー「Exness(エクスネス)」
そのExness独自の特徴のひとつとして【スワップフリー】があります。
スワップフリー(スワップなし)によって、長期間ポジションを日をまたいで持ち越したとしても「マイナススワップが取られない」ということに。
仮想通貨ペア、株式のトレードは最初からスワップフリーとなっているので、ほかのFX業者にはないExnessだけのメリットを活かしたトレード戦略が立てられる。
このページでは、Exnessの「スワップフリー」および「スワップフリーレベル」と「対象の通貨ペア」について詳しく解説します。
FXのスワップとは
おさらいとしてスワップとは、日をまたいだ保有ポジションに対して手数料が差し引かれるというもの。
通貨ペアによっては手数料をもらえる(プラスになる)こともあります。
金利差の調整のために通常どこのFX業者でもこの手数料は発生します。
FX業者によって通貨ペアごとに独自のスワップが定められ、スワップはプラスにもマイナスにもなり、
週末の埋め合わせとして水曜には3倍のスワップが適用されます(エネルギー銘柄は金曜に3倍スワップといった例外あり)。
スワップの確認は「MT4 / MT5」の保有ポジションごとの詳細にスワップ累計額が表示されています。
2023年5月24日より、夏の期間のスワップは 21:00 GMT に課されるようになりました。(これまでは22:00 GMTだった)
サマータイムが終了すると、平日の 22:00 GMT(←これに9時間を足せば日本時間となり、つまり日本時間の朝7時)にスワップが発生します。
Exnessのスワップフリー対象ペアの場合、ほかのFX業者ではプラススワップのペアであったとしてもプラスのスワップはもらえません。スワップは常に「0」です。
Exness(エクスネス)のスワップフリー
Exnessでは銘柄によってスワップが発生するものとしないものがありますが、
追記:エクスネスのスワップフリーが改悪されてしまい、ゴールド(XAUUSD)のスワップフリーはスワップフリーレベルが優待スワップフリーからになってしまいました。
あとにもインデックスと株式がスタンダードスワップフリーから外れてしまいました。
過去、ビットコインをはじめとした全仮想通貨ペア、全インデックス(株価指数)、XAUUSD(ゴールドとUSドルのペア)は最初から「スワップなし」でした。
Exnessの最初から「スワップなし」となるカテゴリ(変更あり)
- 仮想通貨
インデックス株式XAUUSD
Exnessにはスワップフリーレベルがあり、一定の取引量を満たせば「スワップなし」となる銘柄が増えることになります。
スワップフリーとして増えるのは、おもに「メジャー通貨ペア」と「XAUUSD」
これからもExnessのスワップフリーは途中で改悪・改良の可能性あり……。
スワップフリーレベルを確認
Exnessのマイページにログインして「設定」→「スワップフリーレベル」から確認できます。
スワップフリーレベルには「スタンダード」と「拡張」があり、
「スタンダード」からはじまって必要な取引量を満たすとスワップフリーレベルが「拡張」に自動的に変更されます。
スワップフリーレベルの「拡張」は「優待スワップフリー」という名称に変わりました。
「拡張」になるハードルは高くないです。このサービスがはじまって私はすぐ気づいたときに「拡張」になっていました。
それとは逆に、まったく別の特典であるExnessのプレミア会員になるにはそれなりの取引量が必要になると感じています。
調べてみると最初からスワップフリーの人もいたりと、けっこう基準があいまいです。
スワップフリーレベルが変更されるとき
スワップフリーレベルは、一定の取引量を満たすと「スタンダード」から「拡張」に自動的にアップしますが、取引量が減少すると「スタンダード」に自動的にダウンします。
スワップフリーレベルを維持するにはExnessで一定量トレードをしている必要がありますが、そのカウントは拡張によってスワップフリーとなった通貨ペアでおもに当日に決済されたものとなっているようです。(デイトレードすることによってスワップフリーレベルが維持されるので少々矛盾してますが)
スワップフリーの対象口座
スワップフリーが利用できる口座タイプはスタンダード、スタンダードセント、ロースプレッド、プロ、ゼロ。つまり全部に対応しています。
※金利がつく口座とつかない口座の有無は「居住国」によって異なります
優待スワップフリー
ゴールド(XAUUSD)と、ドル円、ユーロドル、ポンドドル、オージードルなどのメジャー通貨ペアがスワップなしでトレードできるようになるのはスワップフリーレベル「優待スワップフリー」からです。
スワップフリーレベルが「スタンダード」であれば、ドル円を含むメジャー通貨ペアはロング / ショートともにスワップが発生します。
スワップフリー対象「通貨ペア」の一覧(変更あり)
追記:スワップフリーレベルがスタンダード(最初から)のスワップフリーは仮想通貨のみになりました。のちにインデックスが復活、と思えば再びインデックスと株式が外れたり……
Exnessのスワップフリーレベルと対象銘柄はよく変更されます。
▼最新のスワップフリー銘柄
スタンダードスワップフリーレベル
- 仮想通貨(BTCのクロスペアを除く)
拡張スワップフリーレベル(優待スワップフリー)
「スタンダードスワップフリーレベル」の銘柄に加えて
▼メジャー通貨ペア
- AUDUSD
- EURUSD
- GBPUSD
- NZDUSD
- USDCAD
- USDCHF
- USDJPY
▼メジャー通貨ペア以外の通貨ペア
- USDTHB
- AUDNZD
- EURCHF
- GBPJPY
- AUDCHF
- AUDJPY
- EURAUD
- EURCAD
- EURGBP
- EURJPY
- EURNZD
- GBPCHF
- GBPNZD
- NZDJPY
- NZDCAD
▼為替ペア以外の銘柄
- XAUUSD
- BTCXAU
- BTCXAG
- BTCTHB
- BTCAUD
- BTCZAR
- BTCCNH
- BTCJPY
- すべてのインデックス
スワップフリーと相性のいいトレーダーは?
当然といえばそうなのですが日を持ち越す「スイングトレーダー」が一番恩恵を受けることになります。
数日間、同じ銘柄を両建てする際にもプラスマイナスを固定することが可能。
ビットコインなど仮想通貨のレバレッジ取引は、どこの取引所であれ数時間ごとに資金調達手数料が差し引かれてしまうことが多いわけですが、Exnessではそれが「0」になると考えるとこのメリットは大きい。
株価指数(インデックス)のスイングトレーダーにもとくに向いていますね。
豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドルなどメジャー通貨ではあるものの、このような資源国の通貨に不利なスワップが課されているFXブローカーは多いです。Exnessではスワップフリーレベル「拡張」からメジャー通貨ペア全般がスワップなしになります。
スワップフリーの両建てに関して
一般に海外FXではトレード上、同一口座でポジションをヘッジすることに関しては認められていますが、それ以外の用途となるとリスクはあります。
スワップフリーレベルの改悪や制限は、ポジション保有中にいきなり発生することも報告されているので過信は禁物です。
Exness(エクスネス)のスワップフリーまとめ
- 仮想通貨は最初からスワップフリー
- スワップフリーレベルは「スタンダード」と「拡張」の2段階
- 「拡張」になればメジャー通貨ペア全般がスワップフリーとなる
- ビットコインFXでマイナスのスワップが取られないことには注目
- スワップフリーは変わる可能性あり(改悪された……)
※スワップフリーレベルの「拡張」は現在は「優待スワップフリー」という名称が使われている
トレーダーに人気のあるゴールド(XAUUSD)とビットコインFXは最初からスワップなしのトレードができます。
株価指数・株式をトレードするトレーダーにもスワップフリーは有利となります。CFDのスイングトレードはレバレッジをかけすぎないことがキモとなりますね。
Exnessの独自の特徴としてほかに無制限レバレッジやプレミアランク、FXブローカーにしては豊富な仮想通貨ペアがあり、Exnessでできることはぜひ活用していきましょう。